自分史とは
前を向くための自分史
他の誰でもない
「あなた」に
聞いて(読んで)ほしい話
自分史はペヤングだ。
自分史という言葉が初めて使われたのは1975年と言われます。この年、あのペヤングが発売されていますから、自分史とペヤングは同級生なんですね。ほぼ半世紀も前から、自分史とペヤングは静かに日本人の間に浸透してきているのです。
大きな転機となったのは2011年。東日本大震災で多くの人々の命が失われました。その時の津波は、多くの人々の命だけでなく、その方たちが暮らしてこられた住宅と、その方たちが生きてこられた思い出の品まで奪ってしまいました。これが契機となって、自分が生きてきた証しをきちんとした形にして残したいと思う人が増えてきたのです。
あ、すみません。
最初からべらべらと話して（書いて）しまいましたが、自己紹介がまだでした。フリーライターの可知といいます。岐阜県多治見市という暑い町で、2011年頃から自分史を書くお手伝いをしています。性格的に、おしゃれで洗練されたキャッチフレーズでカッコよく決めるのは性に合わず、ついついあれもこれもとお伝えしたくて長話になってしまいます。
ということで、このサイトはとても長文になっています。よく「長い文章のサイトは多くの人に読んでもらえない」と言いますが、いや実際そうなのだと思いますが、私は多くの人に読んでもらえなくても構いません。私は、ただひとり、「あなた」に読んでほしくてこの長い文章を書いています。とはいえ、みなさんお忙しいでしょうから、なるべく簡潔に話を切り上げたいと思っています。簡潔に完結。あ、こういうことを書いているから文章が長くなってしまうんですね。すみません。まぁ、お時間のある時に、気軽におつきあいいただけたら幸いです。
目的は前を向くこと。
さて、自分史とは何かという話ですが、普通に一言でまとめると「自分が生きてきた証しを残すもの」ということになります。でも、それは自分史の半分しか表していないと思います。
「自分史で日本を元気に」というキャッチフレーズを標ぼうし、自分史づくりを応援する一般社団法人「自分史活用推進協議会」のサイトには、自分史を書くと得られるメリットとして8つの項目を挙げています。
①生きてきた証を残せる
②自分をよく知ることができる
③生きがいが見つかる
④自身や自尊心が高まる
⑤自分をうまくアピールできるようになる
⑥コミュニケーションを深められる
⑦脳の活性化になる
⑧つくること自体が楽しい
うん。やっぱり良いこと書いてますねぇ。もちろん、どれも大切なことです。でも個人的に、私は最も大切なのは③と④ではないかと思っています。なぜなら、自分史は過去を振り返るだけのものではなくて、「これから自分が前向きに生きるための支え」にするためのものだと思うから。自分史って、人生の最後に総決算としてつくるものだと思っている人がいますが、そんなことはありません。自分史は、書いたら死ぬデスノートじゃないので、つくりたい時に何冊つくっても良いんです。
「自分史」
「続自分史」
「新続自分史」
「自分史外伝」
「自分史Episode2」
「帰ってきた自分史」
キリがないのでやめますが、自分史とはそれまでの自分が生きてきた中で思ったこと、感じたことを今の視点で総括して、これからもっと面白い、自分だけのストーリーを描いていくためにあるのです。少なくとも、私がお手伝いする自分史はそうであってほしいと思っています。
自己紹介も長めです
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TEXT LABO 代表
可知 朗
【代表者プロフィール】
可知 朗（かち あきら）
岐阜県恵那市生まれ。蕎麦と落語と上田現さんと筋肉少女帯とキャンディーズとクレイジーケンバンドとクレイジーキャッツを愛する昭和のオヤジ。日本酒と日本史が好き。パクチーとミョウガも好き。エビとカニ以外はだいたい食べます。野球はドラゴンズ。愛読書は、「これは哲学書なのである！」という視点で読む森見登美彦さんの『四畳半神話大系』。座右の銘は「和顔愛語」。好きな仏像は「空也上人立像」（京都・六波羅蜜寺）（正確に言えば仏像じゃないですね）。普段から言葉数が少ないので、周囲から「何を考えているのか分からない」とよく言われます。でも何か書くと文字数が不必要に多いので、「何が言いたいのか分からない」とよく言われます。Eaglesの「Hotel California」のリードギターなら口笛で吹けます。現在、岐阜県多治見市のやけに西日が入るオフィスでライター稼業をしています。
【TEXT LABO】
事業内容：自分史・家族史の編集・制作、さまざまな広報物の企画・ライティング・校正
代表者：自分史活用推進協議会
自分史活用アドバイザー 可知 朗
住所：〒507-0828
多治見市三笠町4-41-2
コ・ラボ多治見2E
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