自分史のご提案
Album
思い出読本
写真にまつわる思い出をつづった
永久保存版のフォトアルバム
今なら、写真はスマホやメモリーカード、あるいはクラウド上に保存している人が多いと思います。でも昭和時代は、写真はあの三角形ポケット付きシールみたいなのを四隅に付けて、アルバムに貼って保存するのが当たり前でした。これ、溜まってくるとけっこう場所を取るんですよね。でも邪魔だと思いながらも捨てられない。これが、亡くなったご家族の思い出のアルバムだったりすると、なおさらアルバムはアンタッチャブルな書物となっていくのです。そして、時が経ち、引っ越しやリフォームのタイミングで本棚から十数年ぶりに取り出してペラペラとページをめくって私たちは気づきます。
「写真に写っている人が誰だか分からない」
ということに。それならまだしも、
「えっと、どの人がおじいさん?」
なんてことも珍しくありません。しかし、そんな時でさえ、私たちは「まぁ、いつか機会があれば確認しようか」などと自分を納得させてアルバムを閉じ、再び本棚の奥へ戻します。絶対にそんな機会は訪れないことを薄ぼんやりと感じながら。その瞬間、これがいつ、どこで撮影された写真で、誰が何を記録したかったのか、どんな気持ちでシャッターを切ったのかは永遠に分からなくなってしまいます。そして私たちの本棚は、やがて
いつ、どこで撮影したか分からない、知らない人の大量の写真
で溢れかえることになります。もしかしたら、その写真には
笑顔で語られる「物語」
があったかも知れないのに。そしてさらに時が経つと、かつて抱えきれないほどの思いがこもっていたアルバムは、粗大ごみへと名前を変えるのです。それって悲しいとは思いませんか?もったいない。
懐かしい写真に、思い出話を添えて
そこで、現在のアルバムから大切な写真をピックアップし、その写真にまつわる思い出とともに再編集し、お手頃サイズの永久保存版のアルバムに仕立てるというのが、この「思い出読本」です。これなら本棚スペースを占領することもありませんし、遠く離れたご親戚にも送って見ていただくことも可能です。たとえばお仏壇の引き出しなどに保管しておき、なにかの機会に親戚が集まった席に取り出して開いていただければ、きっと話がはずむこと請け合いです。
【思い出読本の基本データ】
サイズ:B5
ページ数:20ページ~
部数:5部~
写真点数40点~
価格:25万円(税込)~
※サイズ・ページ数などはご相談に応じます。
【思い出読本ができるまで】
①まずは、ずっと残しておきたい、大切な写真をセレクトしてください。この時、ご家族が集まって「どの写真を残しておくか家族会議」を開くのも楽しそうです。基本は40点と書きましたが、写真枚数やページ数はご希望に応じますので、お気軽にお申しつけください。
②次に、ライターがその写真に関する思い出話をお聞きします。ここがポイント。写真をセレクトしてアルバムをつくるだけなら、数千円で完成するサービスは珍しくありません。価格を重視するなら、そんなお手軽アルバムが良いに決まっています。私は、そこと勝負する気はありません。そんなアルバムサービスと思い出読本の最大の違いは、プロのライターがきちんと取材をして文章を作成させていただくということ。自分だけでは思い出せなかったことも、他人から聞かれて答えていくうちにさまざまなことを思い出すものですし、偉そうなことを言えば、ライターはそうやってさまざまなことを引き出すプロでもあります。ライターに思い出話をしながら、一緒につくりあげていく。それが思い出読本なのです。
③取材と同時に、写真をスキャンするためにアルバムを拝借します。
Book
フルオーダー自分史
ライターが何度も取材を重ねて、
ゼロからつくるオリジナル自分史
自分史には、特に決まったスタイルはありません。自分で「これが自分の歴史です!」と胸を張れるものならば、それが自分史。ですから、特に本という形態にこだわる必要もないのです。そんなことを書いたら私の商売上がったりではありますが、本当だから仕方ありません。洒落じゃないですよ。本以外には、最近ならクラウドに書き溜めていくというサービスもありますし、動画や音声で残すのも簡単になりました。どれでも構わないので、最も自分らしいメディアを使ってつくるのが正解だと思います。
でも、でもですよ。せっかくなら「本」という形にして残したいと思いませんか?パソコンやスマホの文字列ではなく、CDやDVDなどのディスクでもなく、紙を束ねた「本」は格別です。
完成した本が届き、手にとった時の興奮。まったくクセのついていない、少し硬い手触りの本のページをパラパラとめくる時の感動。そして、そんな本を自分の大切な人が読んでくれるワクワク感。それらは本でないと決して味わうことができません。だから、せめてこのサイトを訪れたあなたには、自分史を本で残すことをぜひ検討してほしいのです。
……って書いておかないとホームページをつくる意味がないので。
自分の歴史を本で残したいという方を、私がお手伝いします。
もし書きたいという気持ちはあるけれど、何を書いたら良いのか分からない、あるいはどう書き進めれば良いのか分からないという方がいらっしゃったら、僭越ながら私がお手伝いさせていただきます。関係ありませんが、最近よく使われる「させていただきます」ってちょっと違和感ありますよね。そこまで慇懃な言い方しなくてもと思ったりしますが、それはさておき、お手伝いさせていただきます。いや、お手伝いいたします。
【フルオーダー自分史ができるまで】
①ライターが事前にお話を伺い、自分史を通して誰に、何を伝えたいかという「企画」づくりをサポート。企画・ご予算に合わせ、最適な自分史をご提案いたします。もちろん、この段階では料金はいただきません。もしライターによる取材や執筆、校正、さらに印刷などの作業が必要となったら、改めてお見積もりを作成いたします。
②基本的に、ライターが何度も取材を重ねてお話をお聞きし、その内容をふまえて文章を作成します。何度もお時間を取ってお話しいただく理由は、人の記憶はけっこうあいまいで、同じ話でも別の機会では内容が変わってしまったり、同じ話をお聞きするうちに別のことを思い出したりすることが珍しくないため。また私が間違って解釈していることもあるため、できるだけ正確に理解するために何度か取材のお時間を取っていただくようにしています。お手数をおかけしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。
③こうして作成した文章をチェックしていただき、OKであれば写真や図版などを用いて本にしていきます。
【フルオーダー自分史の使い道】
完成した自分史は、ご希望があればISBNコードを取得して書店に並べることも可能です。しかし正直、個人で書いた自分史が書店で飛ぶように売れるということはありません。もしもあなたがよほどの有名人なら別ですけど。では、せっかくつくった自分史をどう使用していくか。たとえば、国立国会図書館は個人の自分史の献本を受け付けていますから、現代という時代を生きた貴重な証言として後世まで残すことができます。また地域によっては、自分史を集めた図書館もありますから、そういうところに献本するという方法もあります。ちなみに愛知・岐阜の近辺でいえば、愛知県春日井市文化フォーラムに併設された自分史専用の図書館「日本自分史センター」が有名です。
とはいえ、自費出版の基本は、やはり家族や友人、お世話になった人に配り、読んでいただくこと。今すぐは読んでいただけないかもしれませんが、いつか、あなたが本を遺してくれたことを感謝してくれるはずです。絶対です。多分、絶対。
【フルオーダー自分史の価格】
フルオーダーですから、自分が希望するサイズで、つくりたいボリュームで、欲しい部数だけゼロからつくっていくわけですから、料金はピンキリです。宮史郎はピンカラ。おお、どちらも「史」の字が入っているぞ。……失礼しました。というわけで、一概に価格をご紹介することはできません。作成する前にお客様のご要望をきちんとお聞きして、内容はもちろん、装丁や冊数、価格などご要望に沿う形でお見積もりを出させていただきます。
一応、目安として過去に作成した例を紹介しますと、A5サイズ×116P、表紙カラー・内部モノクロの冊子を100部作成して、トータルで約80万円(税抜)。安い買い物ではありませんが、これから何十年も残るものですし、必ず、あなたの本をありがたく読んでくれる人が現れるはずです。ぜひ、どんな自分史をつくりたいかという希望をお聞かせください。